会社員として働いていると、外向型の方から「暗い」「地味」「ノリが悪い」とか言われてしんどいとか、生きづらいと感じている方も多いと思いますが、僕もずっと劣等感を感じてきました。
特に会社では、出世するのは【声がデカい人】とか【目立つ人】だとずーっと言われ続け、それは自分が出来ないと知りつつも、そうなれる様に努力しなければいけないと思い込まされていました。
そこで今回は、内向型の僕が、会社でどうやったら認められるかを考えて、行動してきたかをご紹介したいと思います。
自分なりに努力してきたこと
- 【物流会社】国内案件 物流システム計画/物流倉庫設計(IE的な業務とIT上流工程(PM的ポジション))
- 理由:プログラミングも出来ないで上流工程なんて出来ないと思い、ソフトウェア会社に出向させて頂く
- 【物流会社グループ ソフトウェア会社】に出向。ソフトウェア開発(プログラミング(開発側PM的ポジション))
- 【物流会社】海外案件 物流システム計画
- 理由:海外での実務経験も無いのに、海外案件を国内から取り組むなんて出来ないと思い、駐在させて頂く
- 【物流会社マレーシア法人】海外駐在(物流現場運営/営業/購買/人事/ITと幅広く業務)
- 【物流会社】日本帰国後、物流システムにおけるIT上流工程(日本から海外案件を担当)
- 理由:業界の垣根がなくなる社会において、物流しか知らないことに危機感を覚え、転職を決意
- 【タイヤメーカー】転職(管理部門のIT企画及びPM業務)
こう書いてみると、【好奇心】で、色々させて頂く経験が多かったなと感じます。
ただ、将来こういう姿になりたいとか、こういう人みたいになりたいと思ったことは無く、今目の前にある仕事に対して、自分は価値を生み出せているかなと常々考えて、こういう所が足りないから経験したり、学んだりしないといけないという危機感を常に持っていました。
また、内向型ですが、主張するところはかなり強く主張していました。そのせいで新入社員の時は、言うことを素直に聞かないので「頑固」とか良く言われていました笑笑。
ただ、そう言っていた方とも会社を辞めた後もご飯に行ったりする様に、今では仲良い関係性(元上司ですが笑)で、何より私の異動のお願いであったり、主張を叶えてくださるような関係を築けなかったら今の自分は無いと思います。
自身の強みになることとは
プログラミングも出来ないでIT上流工程なんて出来ないと思い、ソフトウェア会社に出向させて頂き、1つのシステムを作れる様になってからする上流工程は視野が広くなりました。
具体的には、ユーザ側の要件は受け入れつつも、開発側の工数や負担を考慮しながら、プロジェクト関係者の間に立ち、円滑に誰にも負担が偏らない様に配慮できるようになったことが挙げられます。
また、海外案件に関しても、現地で対応するのと、日本から対応する両面を知れたことで、どちらの立場も良く分かって、知識や経験の習得ももちろんありますが、何より自身の視野が広くなり、視座が高くなったと感じました。
それらは、メーカーに転職した後も非常に活きて、プロジェクトマネジメントや組織における動き方とかは、色々な経験をしてきたお陰でどんな人と仕事をしても結構上手くやっていけている様に感じます。
反対に、どれか一つの経験が欠けても、今の会社で上手くやっていくことは難しかったのかなと感じています。特に、今の会社で働きたくて、色々な経験をしてきた訳ではないのに、点と点が線になるような何だか不思議な感覚と、本当に過去に色々な経験をしてきて(させて頂けて)良かったなという安堵を感じています。
私の場合の現時点での強み?
- 物流の知識・経験
- 「IT上流(企画やPM)」と「下流工程(プログラミング)」の両方の経験
- 「海外での実務経験」と「日本から海外案件担当」の両方の経験
- 多様な業務経験(物流現場運営・営業・購買・人事)
- 学び続ける姿勢?
- 【現在】加速度的に変化する社会に、スピードを合わせて変わろうとする会社に必要なIT施策の企画と実行
- 【これから】メーカーでの実務知識・経験(物流だけでなく、製造含めたサプライチェーン全体に対する取り組みなど)
これらのどれか1点で能力が突出することは難しいかもしれないですが、複数の経験の掛け合わせであれば、容易に自身の強みを作ることは出来るんじゃないかなと感じています。
つまり現時点で自分の強みは、【物流知識(現場・IE) × IT(プロジェクトマネジメント) × 海外実務経験 】
現在の会社での経験を経た後は、 【SCM(製造含むサプライチェーン全体)知識 × IT(プロジェクトマネジメント) × 海外実務経験】
また、これは多少驕りがあるかもしれませんが、転職後の会社でも、転職当初から環境が変わったことや職務内容が変わったことにより困ったこともなく、普通に働けていることにより、
これまでの経験をフルに活かし、さらにこれから経験する未知の業務においても学び続ける姿勢さえあれば、どこでも価値を生み出していけるんじゃないかなという自信が少なからずあります。
いかがでしたでしょうか。
ブログには、僕が参考にした書籍も、おすすめ本として以下の記事も上げていますので、ほんの少しでも参考になれば嬉しいです!
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