約3週間の勉強で、2021年5月にオンライン試験でPMPに合格しました。
そこで今回は、「勉強方法」や「使用した教材」「試験の感想」などと共に、「PMPという資格に対して僕が個人的に考えること」をご紹介したいと思います。
取得しようと思った背景
会社で、プロジェクトマネジメント系の何か資格を取るようにと言われたことが背景です。
適当な資格を探している内に、プロジェクトマネジャーとPMPで迷って、以下の理由からPMPを取得することに決めました。
PMPを取得しようと思った背景
✓ グローバルな資格である
✓ 試験がいつでも(毎日受験可能)受けられる
✓ 試験がオンラインで受験できる
✓ 実務で学んだ知識や経験を活かして合格できる
個人的には、IT関連の資格は要らないと思っているので、IT関連の資格は何も持っていませんでした。
ただ今回は、取得することが個人目標に決められてしまい、仕方なく取ることになってしまったので、最低限の労力で取得することに主眼を置いて取り組みました。
勉強方法と期間
使った教材は以下の3つです。
✓ プチまな(【第6版&新試験対応!!】PMP試験対策・合格編)
✓ プチまな(【第6版&新試験対応!!】PMP試験対策・基礎編)
✓ PMP試験 合格 虎の巻(新試験対応)
勉強のほとんどを、プチまな合格編と基礎編(2.5周くらいしました)で行い、最後に虎の巻を1回だけ解いて試験に臨みました。
目安としては、いつどの問題を解いても、正答率が8割~9割になるまで問題を解き続けていました。
勉強期間
2021/4/21に教材を揃えてから、5/14に合格できたので、約3週間で合格することが出来ました。
勉強はほぼ毎日1-2時間、多い時は4-5時間くらいしていました。
また、公式学習時間35時間の取得はEラーニングで実施したのですが、それと上記の自己学習を合計しても50時間いかない程度だと思います。
公式学習の取得方法
株式会社ネットラーニングの「これからPMP®を学ぶ方のプロジェクトマネジメント学習セットコース 概要」(61,700円(税込))を受講しました。
しかし、PMIの方針変更に伴い、上記の講座は2021年5月17日をもって新規受付を終了してしまっております。
なお、2023年8月現在、下記が主な公式学習時間35時間として認定されているコースのようです。
項番 | 会社 | コース | 金額 | URL |
1 | Udemy | PMP Certification Exam Prep Course 35 PDU Contact Hours/PDU | 12,800円 | https://www.udemy.com/course/pmp-certification-exam-prep-course-pmbok-6th-edition/ |
2 | JPSビジネスカレッジ | PMP®オンデマンド試験対策コース(35時間) | 101,500円 | https://www.jpsol.co.jp/pmp/exam-preparation/on-demand/35h/ |
3 | AI Training Center | PMP試験対策オンデマンド | 165,000円 | https://aitrainingcenter.axis-ing.com/pmpexamprep-ondemand |
4 | E-PROJECT | PMP®受験対策講座 通学講座 | 最低66,000円 | https://www.e-project.jp/lecture/pmp-school/ |
試験結果
試験を受けた結果は、以下になります。
Above Targetということで、正答率で言うと7~8割程度でしょうか。
試験の感想
正直、試験中は落ちたかもと思いながら受けていました。というのも、勉強したことと同じ内容は全く出てこないためです。
ただ、「PMBOKの考え方」や「実務での判断基準」などに従って答えていったところ、一応Above Targetで合格することが出来ました。
ネットなどでは、ITTO(インプット(Inputs)/ツールと技法(Tools&Techniques)/アウトプット(Outputs))を覚えないといけないと書いてあったりすることがあるかと思います。
ただ、僕は最低限の労力での合格を目指していたこともあり、あの量の内容を暗記することは非現実的だし、上記の教材で試験勉強する上でも丸暗記する必要はなかったので、PMBOKガイドをしっかり読み込んだり、丸暗記はしませんでした。
また、実際の試験の方が、プチまなや虎の巻と比べてもより顕著に、ITTOに関して問われるものはほとんど無かった記憶です。
しっかり問題文を読んで、シチュエーションを想像して、ケースバイケースの事象にどうやって対応するか、実務能力的なものが求められる印象でした。
ただ、PMP試験の考え方みたいなものを身体に染み込ませるであったり、最低限のPMPの知識を覚えるという意味で、上記の教材で勉強しないと受からなかっただろうなという風にも感じています。
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